ふるさと芸能 aoi葵

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演目


 太鼓の演目
やぐら太鼓曲打ち

 作曲:田楽座
 振付:しゅせん
≪愛知県 豊田市≫
豊田市は盆踊りの歴史が古く、江戸時代、挙母藩本多忠央公のとき盆踊りが大流行し、卑猥なものとなったことから禁止令が出されたという記録があります。こうした土地柄に伝承される盆太鼓をルーツとし、龍桜湖泉が編み出したやぐら太鼓は、多彩なリズムと技を駆使したばちさばきを特長とします。なかでも、しゅせんの繊細でしなやかな女性の特性を活かした華麗なばちさばきは必見の価値ありといえます。

寄せ太鼓

 
≪東京都 八丈島≫
太鼓叩いて人様寄せて・・・。
わしも逢いたい人がいる・・・
 黒潮荒う太平洋に浮かぶ八丈島(東京都)には、流人が本土への思いを込めて唄った民謡と太鼓が伝わっています。押し寄せる波と岩に砕ける荒波をイメージし、八丈太鼓をベースとした特長的なリズム。   aoi葵オープニングは力強い寄せ太鼓からお楽しみください。
家康の陣太鼓
    〜どろ〜

 原曲:ちゃらぼこ
 採譜:田楽座
≪愛知県 豊田市≫
豊田市に伝わる祭り囃子は、通称チャラボコといわれています。伝承によれば、今から450年前、徳川家康公初陣・寺部城攻めにあたり、家康公に味方した村々に松平家秘伝陣太鼓が伝授され、祭囃子として今日まで受け継がれてきたといいます。「どろ」は家康の陣太鼓のうち攻め太鼓だとわれています。


※画像は瓣天座(スロバキア公演)

 神楽&舞

獅子舞

 
≪東京都・長野県 創作舞≫
獅子舞は、散楽・伎楽をルーツとする民間伝承芸能です。日本各地に様々な形で分布し、郷土色豊かな伝承がされています。aoi葵では江戸太神楽の獅子舞と諏訪地方の獅子舞の2種類の獅子で、厄除け開運祈願をいたします。
里神楽〜巫子舞

 
≪愛知県 豊田市≫
神楽は獅子神楽、湯立神楽、出雲神楽、巫女神楽の4種類に大別されます。愛知県では、東三河の花祭りといわれる湯立神楽が有名ですが、西三河から尾張地方にかけては「巫子舞」といわれる巫女神楽が広く分布します。伝説では今から2000年前、第14代景行天皇(ヤマトタケルの父)の熱田御幸に際し、熱田の村人が演奏したとも言われるわが国最古の芸能である可能性を秘めています。多くの神楽が厄除けや五穀豊穣を祈願するものですが、「巫子舞」はこどもかわいさを神様に捧げるものといわれ、10歳前後の女児が舞うものです。「浦安」「乙女の舞」など神社の神事として行われる巫女舞とは全く違う民間伝承芸能です。

さいとろさし
  〜勘助さん〜
 作詞:前田朋
 振付:前田朋
≪長野県 木曽地方≫
鳥さし舞という芸能は、全国各地に伝承されているようですが、長野県木曽地方の鳥さし舞は、太鼓と口上にあわせ、鳥さしの仕草をコミカルに演じるものです。aoi葵の鳥さし舞「勘助さん」は、鳥さし舞の面白さを追求した、前田朋による創作舞です。

太神楽&大道芸

立て物の曲

 
≪三重県≫
太神楽とは、伊勢神宮・熱田神宮を発祥とする獅子舞を原点とする芸能の総称で、神宮へお参りにこられない遠方の人たちに神楽師が出向き、獅子舞や様々な芸を演じたことが始まりです。
「舞」「曲芸」「和芸」「鳴り物」などの種類があります。立て物の曲は、棒の先に乗せた茶碗や和傘などさまざまなものを顎や額のうえに乗せるという曲芸です。スリリングな芸をお楽しみください。
南京玉すだれ

 
≪富山県五箇山≫
日除けに似るも日除けにあらず、
寿司巻きに似るも寿司巻きにあらず、
50と2本の竹の籤が、演じ手の口上ととともに、変幻自在に姿かたちを変えます。大道芸は、昔から多くの人に楽しまれてきた民間伝承芸能のひとつです。
マジックさながら演技に子どもたちは興味津々、外国の皆様にも大変好評な演目です。